2012年1月24日火曜日

統合失調症の原因は、一つではない

統合失調症は、何が原因で起こるのか?
それについては、未だ完全には解明されていません。

一つは、遺伝があります。
統合失調症は、通常100人に1人くらいがかかるものです。
1%くらいの発病率ですね。
これが、片方の親が統合失調症である場合、10%くらいにあがります。
両親ともだと、実に50%近くにまでなるのです。
遺伝の影響は大きいですね。

しかし、遺伝が100%の原因になるわけではありません。
遺伝以外の要素として、ストレスも発病のきっかけとなります。
他には、ドーパミンの過剰分泌や母体内にいる間にウィルス感染などがあると発病のリスクが高まります。

ですが、何度も言うように治療法はあります。
薬物療法もだいぶ進んでおり、改善も確認されています。

原因がなにであるか探るのも大事ですが、まずは一刻も早く患者さんを専門医に受診させて上げてくださいね。

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