2012年1月23日月曜日

統合失調症 治療の重要性

統合失調症は、昔に比べ治療法も改善され続けてきており、症状を緩和させることも可能となっています。
ですが、治療を受けずにずっといると症状は悪化していき取り返しのつかない状態にまでなってしまうこともままあります。
確かに自分や家族が統合失調症と診断されるのは、恐ろしいことです。
しかし、やはり治療は必要です。

治療しなかった場合、どのような恐れがあるかまとめてみましょう。
①症状の悪化
患者さんの被害妄想の症状が悪化した場合、周囲の人も巻き込んでしまいます。
②自殺率の増加
統合失調症にかかってから、10年くらいの間に自殺は発生しやすいということがあります。
③人格の荒廃
発病前後では、人が変わったようになることがあります。

上記の恐れがあります。
これは、早期から治療をすれば回避する可能性がぐっと高まります。
患者さん自ら受診することは、ほぼありませんので、患者さんの家族である方が、治療を受けるよう尽力する必要があります。

大変な事ではありますが、後のことを考え、今勇気を持って専門医に受診されることを望みます。

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