2011年5月19日木曜日

統合失調症と電波的妄想の関係は?

統合失調症の症状には、電波的妄想も含まれます。

妄想型統合失調症の場合がそれですね。
被害的だったり、誇大的な妄想を良く見るようです。

ただ、種類には破瓜型や緊張型など様々ありますので、統合失調症の方がみんな電波的妄想を見るわけではありません。

また、被害妄想や恋愛妄想などの妄想を持っていながらも診断基準に達していないため、統合失調症と診断されない方・・・妄想性障害というのですが、そういったケースの方もいます。

統合失調症と妄想性障害は、関連が強そうですし、解明が進められているようですが、実際にはまだ関連性が示されていません。

2011年5月17日火曜日

統合失調症と異なる病気

統合失調症は、広い範囲で使用されてきたようで、色々な病気と混同しがちです。
例えば、統合失調症は多重人格を持つとも思われている方も多いかもしれません。
しかし、多重人格は解離性障害と呼ばれるもので、統合失調症とは異なります。

ただ、統合失調症の症状が見える患者に解離性障害を持つ方もいて、ややこしくなっていたりするようですね。

また、一般の薬の中にも幻覚などの精神症状を起こすものもあり、たまたま統合失調症のように見える可能性もあります。
服用後にそういった症状が見られた場合には、一旦薬を止めて様子を見てみるのが良いですね。

統合失調症は、症状が様々であるために、他の病気と区別が難しいようです・・

2011年5月16日月曜日

統合失調症の症状の種類

統合失調症には、症状により色々な種類に分けられます。

分け方としては、妄想型、破瓜型、緊張型、単純型などがあります。
しかし、この中の一種類だけの症状が見られるということは、あまり無く多くは、複数のタイプの症状が同時に見られるため、この種類わけにどの程度の意味があるのか、わかりませんね。

この種類わけで区別された患者さんも、数年後には別の種類の症状が見られるようになったりすることも良くあるようですので、この種類わけをしたところで、治療の役に立つとは思えないですね。

知識として、捉えていれば良い程度の内容のように思います。

統合失調症とは

久しぶりの更新になります。

一旦障害年金のことは、置いておいて統合失調症についてしばらく書きたいと思います。

まず、統合失調症とは・・・ということで、統合失調症の定義についてです。

大抵の病気には、定義がありますよね。
インフルエンザでしたら、ウィルスがいることが原因となりますし、がんでは、がん細胞が見られるなどです。

しかし、統合失調症は脳の機能・構造に様々な異常が認められますが、測定出来るようなものはありません。
そのため、しっかりとして定義づけが今なお議論されているのが現状です。