2013年2月2日土曜日

統合失調症の前兆

どんな病気も早期対応することで、治りが早いですよね。当然、統合失調症も早期発見、対応が大事になってきます。では、統合失調症の前触れや前兆には、どんなものがあるのでしょうか。前兆をよく知って統合失調症と疑わしい時には、すぐに対応できるようにしたいですね。


・睡眠がとれない
前兆の一つとして、頭の中がまとまらず眠れなくなるようです。

・体の不調
緊張感がいつもあり、頭痛や動悸も起きます。これらの不調は、欝などにも見られるため勘違いしてしまうことも多々あるようです。ただ、統合失調症は若い方に多いので、20歳前後の方で欝のような症状が見られた場合、統合失調症の可能性も疑いましょう。

・不安感や違和感
日常に違和感が出てくるようです。

・妄想
漠然と誰かに狙われているといった被害妄想が出てきます。盗聴器がしかけられているという妄想も多いようです。

・幻聴
自分の噂をされている声や悪口を言っている声が聞こえてきます。中には、幻聴と一人で会話しているケースもあります。

上記のようなものが見られます。
本人としては、心の中が周囲に筒抜けになっていると感じるようです。そのため、パソコンを分解したり、部屋を真っ暗に締め切ったりという行動が見られます。


このような行動が家族などに見られた時は、統合失調症の前兆ですので、すぐに精神科で適切な対応をとるようにしたいですね。

2013年1月31日木曜日

統合失調症ってどんな病気? どの年代で発病し易い?

統合失調症は、どの年代で発病し易いのでしょう。
大体10~25歳くらいで発病することが多いようです。若い頃にかかりやすいのですね。統合失調症と症状が似ている鬱も若い世代に多いので、二つを間違えないようにしたいですね。


ある程度年齢を重ねてからの発病も実は若い頃から統合失調症の傾向が見られていたというケースが多いようですね。10~25歳の方で欝と思われている方は、統合失調症の可能性もあるので注意して下さいね。

2013年1月27日日曜日

統合失調症ってどんな病気?心の病気?

統合失調症と聞くと精神的な問題や心の病と思われる方も多いかと思いますが、実際は異なります。統合失調症では、神経伝達物質のドーパミンやセロトニンが原因で発症していると考えられています。


他にも脳内の前頭葉などに構造的な変化が起きることもあります。こういった点から、統合失調症は、心の病気ではなく脳の病気であることがわかります。脳の機能が混乱している状態ですね。ですので、放っておかずに治療していくことが大事になります。

2013年1月26日土曜日

統合失調症ってどんな病気?発症する原因は?

統合失調症に的確に向き合うには、統合失調症について良く知っておかないといけません。まずは、発症する原因について書いてみたいと思います。統合失調症とは、どんなことが原因で発症するのでしょうか?現在、完全には解明されていませんが複数の因子が絡み合うことで発症すると考えられています。


まず、『遺伝』的要素が考えられます。通常統合失調症になる確率は、1%前後です。それが両親のうち一人が統合失調症である場合、発症率は10倍の 10%前後になります。さらに、両親共に統合失調症である場合は、通常の 50倍である 50%程度となります。遺伝的要素は、大きいですが100%発症するわけでは、ありませんので他の因子が絡まないように気をつけるべきですね。


次に『ストレス』です。ストレスも因子となりますが、ストレス単独では発症しません。他に遺伝などの因子が重なると発症率が高まります。ただ、一度統合失調症になりますとストレスは再発の引き金になりますので、一度かかられた方はストレスがかかり過ぎないよう注意が必要です。


他には、『分娩時の外傷』も関わります。生まれる前にウィルスなどで脳に障害を受けると統合失調症になりやすい体質となってしまうこともあります。


この他にも因子と考えられているものはあり、どれが一つに原因を絞るのは困難でしょう。発症してしまった場合には、原因追求はそこそこにして、どう治療をすれば快復に向かうかに注力したいところですね。