急性期で激しくエネルギーを消耗した後には、消耗期に入ります。
消耗期は、急性期とは異なり回復へ向かっている段階でもありますね。
所謂病み上がりであり、他の病気同様の状態ですね。
急性期でエネルギーを消耗した後なので、活動は鈍いものになります。
この時期には、よく眠ることが大切です。
特に患者さん自身がよく眠れているという自覚が欲しいですね。
あまり眠れていないようですと、まだ神経が休んでいる状態に入れていませんからね。
神経系の回復速度は遅いものですので、2,3年かけてゆっくり回復していくイメージを持っていて下さい。
また、消耗期にはエネルギーが低下しているため患者さんに倦怠感があり、憂鬱な気分になることもよくあります。御家族の方は、運動をすすめたりすると余計に消耗してしまうため、見守って上げる姿勢を持ってもらえると良いですね。
今回は、統合失調症の消耗期の症状についてでした。
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