前回、統合失調症の長期予後は、決して悲観するようなものではないことを述べました。
しかし、中には重度の障害が残る方もいます。
なぜ、軽度と重度の差が出てくるかについては、残念ながらよくわかっていないようです。
また、この病気では再発も心配されます。
せっかく回復したと思ったところで再発すると、気力が奪われてしまう可能性があります。
さらに治療のためやむを得ず入院をした場合、生活力の低下も懸念されます。
療養期間が長いと体力の低下や友人関係の維持が難しくなりますからね・・
なるべく、生活力を落とさない工夫などが必要になってくるでしょう。
そこで、リハビリテーションは非常に重要になってきます。
ある研究結果では、薬物療法とリハビリテーションをうまく組み合わせられたならば、30年後 約 70 %の人が症状が見られなくなっているとの事です。
薬に頼るだけよりもかなり回復率が上がるのですね♪
リハビリテーションも重視していきたいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿