2011年8月27日土曜日

急性期に良い抗精神病薬

統合失調症には、エネルギー消費の大きい急性期があることは先に述べました。
症状としては、感覚がするどくなりすぎてしまい、音や光など小さな刺激にも過剰に反応してしまうというものでしたね。

急性期に起きている症状の仮説として、ドーパミン仮説があります。
ドーパミンという化学物質が過剰に発生すると、過覚醒となり、周囲から入ってくる情報量が多すぎることになります。
抗精神病薬にて、過剰なドーパミンを受容体に行かないようにすることで過覚醒の状態を抑制します。

急性期に入った場合は、薬を使用することで神経が敏感になっているのを抑え、睡眠や休息を取りやすい状態にするのが良いでしょうね♪

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