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2012年1月23日月曜日

統合失調症 治療の重要性

統合失調症は、昔に比べ治療法も改善され続けてきており、症状を緩和させることも可能となっています。
ですが、治療を受けずにずっといると症状は悪化していき取り返しのつかない状態にまでなってしまうこともままあります。
確かに自分や家族が統合失調症と診断されるのは、恐ろしいことです。
しかし、やはり治療は必要です。

治療しなかった場合、どのような恐れがあるかまとめてみましょう。
①症状の悪化
患者さんの被害妄想の症状が悪化した場合、周囲の人も巻き込んでしまいます。
②自殺率の増加
統合失調症にかかってから、10年くらいの間に自殺は発生しやすいということがあります。
③人格の荒廃
発病前後では、人が変わったようになることがあります。

上記の恐れがあります。
これは、早期から治療をすれば回避する可能性がぐっと高まります。
患者さん自ら受診することは、ほぼありませんので、患者さんの家族である方が、治療を受けるよう尽力する必要があります。

大変な事ではありますが、後のことを考え、今勇気を持って専門医に受診されることを望みます。

2011年9月30日金曜日

陽性症状の治療について

先に書いたように陽性症状の幻覚や妄想は、患者に大きなストレスを与える症状です。

これらの症状に対しては、薬物による治療が一般的です。

この薬物の治療は、治療にかかる時期が早ければ早いほど効果が現れやすいので、統合失調症が疑われる場合は、一時でも早く専門家に診てもらいましょう。
治療が遅れれば遅れるほど、がんの治療のように薬では効果がほとんど無いといった状態になりかねません。

また、薬物治療により もう幻覚がなくなったといって、薬物治療を中断することも危険があります。
薬で一時的に抑えているだけですので、治ったわけでは無いのです。
それなのに、治療を中断してしまったら、まだ幻覚や妄想が再発し、治療を最初からやり直す必要が出てきます。
再発を避けるためには、少量でも薬物治療を長期にわたって続けることが大事ですね。

2011年8月27日土曜日

急性期に良い抗精神病薬

統合失調症には、エネルギー消費の大きい急性期があることは先に述べました。
症状としては、感覚がするどくなりすぎてしまい、音や光など小さな刺激にも過剰に反応してしまうというものでしたね。

急性期に起きている症状の仮説として、ドーパミン仮説があります。
ドーパミンという化学物質が過剰に発生すると、過覚醒となり、周囲から入ってくる情報量が多すぎることになります。
抗精神病薬にて、過剰なドーパミンを受容体に行かないようにすることで過覚醒の状態を抑制します。

急性期に入った場合は、薬を使用することで神経が敏感になっているのを抑え、睡眠や休息を取りやすい状態にするのが良いでしょうね♪

2011年8月26日金曜日

統合失調症 長期予後について2

前回、統合失調症の長期予後は、決して悲観するようなものではないことを述べました。

しかし、中には重度の障害が残る方もいます。
なぜ、軽度と重度の差が出てくるかについては、残念ながらよくわかっていないようです。

また、この病気では再発も心配されます。
せっかく回復したと思ったところで再発すると、気力が奪われてしまう可能性があります。

さらに治療のためやむを得ず入院をした場合、生活力の低下も懸念されます。
療養期間が長いと体力の低下や友人関係の維持が難しくなりますからね・・
なるべく、生活力を落とさない工夫などが必要になってくるでしょう。

そこで、リハビリテーションは非常に重要になってきます。
ある研究結果では、薬物療法とリハビリテーションをうまく組み合わせられたならば、30年後 約 70 %の人が症状が見られなくなっているとの事です。

薬に頼るだけよりもかなり回復率が上がるのですね♪

リハビリテーションも重視していきたいですね。

2011年8月24日水曜日

統合失調症の症状 消耗期から回復期へ

エネルギーを消費する急性期からエネルギーを溜める消耗期に至り、その次には回復期に入っていきます。

この時期になると、患者さんのエネルギーも少し回復してきており出来ることが増えていきます。
これまで避けてきた友人との接触も自ら取れるようになったりします。
さらに回復すると買い物に行ったり軽い作業を行えるようになったりします。

ここでの注意点は、回復してきたからといって、病気以前に出来ていたこと色々チャレンジしようとすることです。急ぎすぎるとエネルギーを消費してしまい回復が遅くなってしまいます。
気が緩みすぎだと思われるくらいで丁度いいようですね。

統合失調症など神経系の病気にかかったときは、ゆっくりの治療を心掛けると逆に治りが速いようですね♪

2011年8月23日火曜日

統合失調症の症状 急性期から消耗期へ

急性期で激しくエネルギーを消耗した後には、消耗期に入ります。
消耗期は、急性期とは異なり回復へ向かっている段階でもありますね。

所謂病み上がりであり、他の病気同様の状態ですね。

急性期でエネルギーを消耗した後なので、活動は鈍いものになります。
この時期には、よく眠ることが大切です。
特に患者さん自身がよく眠れているという自覚が欲しいですね。
あまり眠れていないようですと、まだ神経が休んでいる状態に入れていませんからね。

神経系の回復速度は遅いものですので、2,3年かけてゆっくり回復していくイメージを持っていて下さい。

また、消耗期にはエネルギーが低下しているため患者さんに倦怠感があり、憂鬱な気分になることもよくあります。御家族の方は、運動をすすめたりすると余計に消耗してしまうため、見守って上げる姿勢を持ってもらえると良いですね。

今回は、統合失調症の消耗期の症状についてでした。

2011年8月22日月曜日

統合失調症 急性期の治療について

統合失調症にかかり急性期に入りますと、色んな変化が起こり御家族の対応も大変になるかと思います。
患者さんは、怒り易くなったり言動が混乱するわけですからね・・

こうなった場合の対応としては、患者さんの気持ちが知りたくて色々と話し込んだりしたくなるかと思いますが、まずは充分な睡眠を取ってもらうことを心がけると良いようです。
休むための環境作りも大切ですね。
患者さんは、神経が過敏になっているため、外を通る車さえ自分を監視するために来たのではないか?と思ってしまうため、光、音などの刺激も少ない環境にしてあげたいものです。
自宅では難しい場合は、入院も考慮しても良いかと思います。

体の病気の時同様に、安静にしてもらうようにしてあげて下さいね♪